靴下で 外を歩くな

神隠し殺人事件
" 星島被告は、足音を立てずに９１６号室に駆け寄るため、
靴は履かずに靴下のみを履いていた。 "

ひどい事件だ　
この " 靴下 " のトコで 思い出した・・・　昔の話　～

昔 仕事の帰宅時に　変な人につけられてしまった様で
ひとり エレベータに 乗って　自分の部屋の階で降りて　
部屋に向かって歩いていると

通り過ぎる 視界のスミのほうで 何か見えた
男の人が 靴を手に持って 靴下で こそーっと 階段を上がってきた
おかしい　　いっきに 血の気が 引いた
もう 振り返れる様な 雰囲気では なかった。

急いでカギを開けて 部屋に滑り込み　扉を閉めようとすると
外から 扉を 引っ張られた。
両手でドアノブを 引っ張って 無理矢理 閉めて　カギをかけた。

流石に 怖かった
頭の中は真っ白で　しばらく 動けなかった。

警察に電話すると 不審者の事件が 続いているという話だった
モンタージュを 見てほしいと言われたけど
暗くて顔なんか ロクに 覚えてないし
今 うちに 来られる方が怖いです 扉 開けられません と 断った。

その後　部屋に帰っても なかなか 電気が つけられなかった。
部屋の扉は 人が来ても　開けなくなった。

しゃれにならん・・・。　怖かった　

　ちゃんと　靴をはけ

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