着ぐるみ と 大人たちと

前々回の ”臭い着ぐるみ　と　子どもたちと” に続き
着ぐるみ と 大人との関係も・・・。

時々いるんです　子どもでなく　大人で 着ぐるみを叩く人・・・。
いつもの　人の肩を ポンポンとたたく様なイメージで　親愛でするのでしょうが　間違っています。

中身の人間は　視界の悪い中で大きな頭をかぶって固定しています。
固定された頭の取付金具に振動が響いてきたりで　ヒヤヒヤします。

30分～40分時間が経つと　ただ着ているだけでも
クビが痛くなるのは　容易に想像がつきますよね
そこを　頑張って 子ども達と遊ぶのです。根性いると思います。
なので　頑張って!! なんて 頭をコンコンと叩いたりしないで下さい。

とっても観察力があって　ここから見えるんだと　気ぐるみを観察する人
ここだと分かって手を持っていって触る人・・・。
お分かりの通り　見えにくい視界が　見えなくなって　怖いです。

そして　大人のすることは　子どもは真似をします。
ファスナーを下げようと後ろばかり　しつこく狙う子ども　叩く子ども
子どもも成長していけば　好奇心も色々と変わり　ヤンチャになっていくので 仕方がないのですが　小さい子が　大人の真似で覚えてしまうのは残念に思います。
出来ることなら　子どもが真似をしてもいい接し方で　接して下さい。

それから　中身ですが 男女年齢問わず色んな人が っています。
学生のアルバイト高校生から　社会人から　ボランティアまで
小さい着ぐるみには 女の子 が入っている事も　多いです。
キャラクターによっては　身長制限のあるものも あります。
戦隊モノや　単体でないショー等では　テープを聴きながら　何度も練習をします。自分の動きがちゃんと出来ないと周りの動きまで邪魔をしてしまいかねない。　すると とても危ないです。

時々 はっとするのが　普段おとなしい子などが 縫いぐるみをかぶって 子ども達の前にでると 別人のように いい動きをする コト。

　　　　　縫いぐるみと　子どもの間には

　　何か　不思議な力が　あるのかもしれません

お正月 どこかで 会ったら 大人も仲良くしてあげて下さい。
子どもも　真似をします。