手術と 教材の私

手術日 午前中は　検査と説明だらけ
お昼過ぎても　点滴のまま　手術に 呼ばれるのを 待っていると　
前の方の手術が長引いてしまい　色んな都合が悪かったらしく
全身麻酔での手術予定が　突然　部分麻酔で行うことになる。
< 心の声 >
　えー　先生ー　お腹へったー　( 絶食して　下剤飲んでた )
　おまけに さっき下着脱いで わたし　Ｔ字帯 ( ふんどし ) ・・・。

やっと 手術室に移動して　待っていると
｢ 見学者 入れてもいいですか？｣ と 聞かれ　「 どうぞ 」と 答えると
寝かされた足もとの向こうで 何だか手術室に どーも似つかわしくない
雰囲気と 声が聞こえる ・・・。　時間が かかってるのが わかる。
ちゃんと 清潔に手術着　ひとりで着れない様なのが　見学に来た。　
手術室は 必要な人数の倍くらい人が いた。

意識のあるなか　ちょうど 顔の目の前に 出血を取り除く管を 通されて
自分の体から出た血液が 通っていくのを見ながら
２時間　解説付きで 手術　　あたしは 患者であり 教材である。
部分麻酔は　微妙な感覚はあるけど　痛くはない。

手術部位は 布を置かれて 見えなくて 途中で 退屈になってきて
足の指を ぐーぱー してたら　汗ばんできて　するんじゃなかった。
そしたら　かかっていた布団が ずれてきて　全裸に すーすーしてたら
ベテランナースさんが 「 寒くない？ 」と　直してくれただけど
｢ さっきより寒くなったよ ｣ と 笑いが出て( ^ ^ )笑った。

手術終了　
　　　　　　　
点滴針の入ったままの右手　　　　　　　手術した左手

どー考えても　不便
上から見下ろすと　アザラシの ごまちゃんが ついている様だった
このグルグル巻きのお陰で 腕が服の袖を 通らなかった。

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行方不明 の ゆくえ

救急車のサイレンの音が　今までと　違って聞こえる
ちょうど１週間前の　月曜日 23時過ぎ頃　救急車に乗っていた。

電池切れの 携帯電話 と お金の入っていない 財布 を 持って
正確には　あと 清潔な タオル一枚　と　右手に 髪を束ねる ゴム
左手上に　圧迫止血で押さえた　血だらけの タオル と 家の カギ

以上で 着の身着のままで ひとり 病院に運ばれる。
血だらけのタオル は 救急車の中での 応急処置の時に
「 これ　処分してもええ？ 」 と 処分され　アイテムを１つ失う
の 消防士さん　ありがとうございました。

夜間の 薄暗い病院は 昼間とは 雰囲気が違っていた。
そこに　裏口 ( 救急搬入口 ) から タンカのまま 運ばれ
もともと 無い 方向感覚 を 時間感覚 と 共に　更に失う。

診察時に 止血されていたので　傷の表皮だけ縫って　そのまま入院
次の日　手術しますと　同意書・誓約書を書き　親指ハンコを おす。
全身麻酔の為に　下剤を飲まされ　ベッドイン　

色々考えて　寝付けなかったけど　眠ると朝まで目が覚めなかった。
やっぱり　何処でも寝れるのは　ヨットで出かけるからかな
次の朝から　飲まず食わずで　手術用意の為の　点滴が始まる

１日目　ここまで　
のサイレンって 気にかかってみると
１日　結構耳にしていることに 気付いた

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今週いちばんお世話になったもの

　抗生剤 の 点滴

　　くみさーん　お仕事!!　
点滴終わったよー　針抜いてー

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